2025/03/09

#COLUMN

「売りたい商品」が曖昧だと、工務店は選ばれない

集客に悩んでいる工務店の社長の皆さま、こんにちは。

株式会社るつぼ、代表の池山龍一です。

私たちの会社は東京・札幌にオフィスを置きながら、日本全国の工務店さんたちの集客支援も実施しています。

おかげさまで北海道から鹿児島県までお客様に恵まれ(2025年3月現在)、

日々これからから家を建てる人と、各地の工務店さんたちをマッチングさせるにはどうしたらいいのか??を頭を悩ませながら頑張っております。

↑WEBサイトの製作から、ツール作成、集客セミナーのお手伝いから広告運用など幅広く工務店活動の支援をしています。


このブログでは、これから集客を増やしていきたい!という工務店の社長さんのために、最初は何をやらなければならないのか!?をまとめて記録しております。


今回は、「集客を加速させるために、まずやるべきこと」 について改めてお話しします。


多くの社長が「もっとお客さまを集めたい」「問い合わせを増やしたい」と考えたとき、チラシやSNS、ホームページの改善など、“集客”に直結する施策を真っ先に思い浮かべるのではないでしょうか。

確かに集客の増加を目指すことは重要ですが、実際のところ、

「問い合わせが増えても、最終的に契約につながらなければ意味がない」

のが工務店経営の実情です。

いくら見込み客を呼び込んでも、あなたの工務店の商品や理念が伝わっていないと、お客さまとの間に本当の信頼関係は生まれにくいもの。


結果的に契約まで至らず、時間とコストだけが消費されてしまうケースも少なくありません。

そこであえて最初に強調したいのが、「自社が本当に売りたい商品を明確にする」 というプロセスです。


そして、逆説的になりますが、この自社が売りたい商品を明確化することにより、はじめて工務店は集客行為のファーストステップを上がったと言っても過言ではありません。

これができていないと、広告でお客様をよぶのも非効率になっている可能性が高いです。


これからは「自分が得意・好きな商品」こそ価値がある



かつては多くの消費者が同じようなテイストやライフスタイルを好む「マス市場」に向けた商品を提供し、大勢に受けるかたちで業績を伸ばす企業が多い時代がありました。

そこで規模の小さい工務店も、大手の真似をして“万人受け”を目指すことが主流だったのです。

しかし、いまや 消費者側の情報量は格段に増え、好みや価値観は細分化 されています。


インターネットやSNSを通じて、住まいのアイデアを具体的に収集・比較することが容易になり、自分の嗜好やライフスタイルに合った設計やデザインを求める人が増えたわけですね。



このような時代だからこそ、工務店が「自社の強み」「興味のある領域」「社長自身が本当に売りたい商品」を明確に打ち出すことが、とても重要になってきます。


言い換えれば、「自分が得意で、しかも好きなことを極める」 からこそ、自然と熱量のこもった提案ができ、消費者の興味や期待に本気で応えられるわけです。


一方、中途半端に「なんとなく流行しているっぽい」「とりあえず大勢に受けそう」な商品を扱っていると、

情報感度の高い消費者には

「どこに強みがあるか分からない」

「なんだか良さそうだけど結局のところ中途半端」


と映ってしまいます。


その結果、せっかく集客数が増えても、決して契約にはつながらないのです。


「売りたい商品」が決まったら、見せ方を整える


自社が本当に売りたい商品が固まったら、次に大事なのは“見せ方”です。
いくら魅力的な商品があっても、その価値を伝える場や手段がなければ宝の持ち腐れ。

以下のようなポイントを見直してみてください。

モデルハウス・ショールームの演出

・商品コンセプトを最大限に表現するレイアウトやインテリアを整える。
・「自然素材をふんだんに使った家」なら、木の温もりを肌で感じられる空間を。
・「スタイリッシュなデザイン住宅」なら、シンプルかつ洗練されたインテリアを。


名刺や看板などのデザインの統一

・デザインやキャッチコピーに一貫性を持たせる。
・コンセプトが「温かみ」「安心感」なら、柔らかな色合い・優しい印象のロゴにする。
・「先進的・機能的」が売りなら、シンプルかつシャープなデザインで統一する。


Webサイト・SNSの整備

・リアルな店舗と同じトーン&マナーで発信する。
・写真や動画の撮り方も統一感を意識すると、消費者の心に深く印象付けられる。


こうした「見せ方」は、ただ集客を増やすだけでなく、お客さまが“具体的にこの会社ならではの家づくり”をイメージできる点で非常に重要です。



「契約」につなげるために大切なのは「熱量」と「一貫性」



「とにかく問い合わせ数を増やしてほしい」というご要望をいただくことがありますが、繰り返しになりますが、集客はあくまで過程です。実際に契約を獲得しなければ経営は成り立ちませんし、契約に向けては以下の要素が欠かせません。



社長自身やスタッフの「熱量」

自社が本当に扱いたい商品を提供しているとき、その思いが自然とにじみ出ます。
この熱量こそが、お客さまからの共感や信頼を得る最大の武器になります。



訴求ポイントの「一貫性」

店舗・名刺・看板・Webサイトなど、あらゆる接点で同じブランドメッセージを伝える。
コンセプトに沿った魅力を繰り返し見せることで、「この工務店なら自分の理想を実現できる」という安心感が育まれる。


「商品コンセプト」+「作り手の想い」+「見せ方」


これらの要素がしっかりかみ合っているときこそ、集客施策(チラシ、SNS、ホームページなど)が“実際の契約”につながるのです。



もし、「そんな話はいいから集客数を増やしてくれ」というご意見をお持ちの方がいたら、ぜひ一度立ち止まっていただきたいと思います。問い合わせ数を増やすことは大切ですが、“どうして自社が選ばれるべきなのか”が曖昧なままでは、最終的な契約獲得には結びつきにくいのです。


まとめ



まずは「売りたい商品」をはっきりと定める。
・自社の強みや社長が興味を強く持っている領域など、本当に追求したい家づくりを明確にする。
・マス向けのやり方をただ真似るだけでは、細分化されたニーズには通用しない。

商品が決まったら、「見せ方」を整える。
・リアルな店舗、名刺・看板、SNS・Webサイトなど、すべての接点で一貫したブランディングを行う。

集客はあくまで過程。「契約まで届く」ためには、熱量とコンセプトの一貫性が鍵。
・作り手が本気で取り組んでいるからこそ、お客さまも安心感と共感を得て契約につながる。



最後までお読みいただき、ありがとうございました。
「自社が本当に何を売りたいのか、改めて見つめ直したい」「自社の魅力を最大限に伝え、契約につながる集客を構築したい」と感じた社長さまは、ぜひお気軽にご相談ください。貴社ならではの強みを引き出し、理想のお客さまと出会うため、そして最終的に『契約』へと結びつくためのサポートを全力でさせていただきます。

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